南極観測の歴史の中でも、多くの人の心に深く刻まれているのが「南極物語で犬が置き去りにされた理由」にまつわる出来事です。極寒の地に15頭の樺太犬が残され、その中で「タロとジロ」だけがなぜ生き延びたのかという話は、日本中に感動と衝撃を与えました。一方で、「犬を繋いだまま置き去りにするなんてひどい」といった批判や、「共食いをした」というデマのような情報も拡散され、真相は長く誤解されたままになってきました。 さらに、映画『南極物語』の影響で事実とフィクションが混同されることも多く、撮影中に犬が死亡したという噂が後 ...